こんにちは、テックリードの櫻井です。
先日8月28日(水)〜30日(金)にかけて内定直結ハッカソンのPR TIMES HACKATHON 2024 Summerを開催したので、その振り返りを書きたいと思います。
PR TIMES HACKATHONとは
PR TIMES HACKATHONは2016年より当社開発職の新卒採用と自ら行動する学生へ成長機会を提供することを目的に開催しているハッカソンイベントで、学生を対象に2~3日間程度の短期間でチームごとに分かれてお題に沿ったプロダクトを開発していただきます。
当社の新卒エンジニア社員の多くがこのハッカソンを通じて入社したメンバーであり、ハッカソンを通じて入社したメンバーが入社後のハッカソンでメンターとして活躍するというサイクルになっています(ちなみに私がハッカソン入社メンバーの第一号だったりします)。
実際に今回も今年の4月に新卒入社したメンバーがハッカソンの運営やメンターに入ってくれて、APIサーバーの構築や参加者のサポートなど大いに活躍してくれました🙌
前回は今年の2/28(水)〜3/1(金)にオンラインで開催しており、約半年ぶりの開催となりました。
今回は25・26卒の学生を対象に6月初旬からエントリー募集を開始し、プレスリリースも配信しました(実はこのプレスリリースが私の初プレスリリース作成でした)。

今回のハッカソンについて
今回のハッカソンは学生同士や学生とメンターとの対面コミュニケーションを積極的に取れるようにオフラインでの開催を予定していました。
ただ台風10号の影響で急遽オフラインとオンラインのハイブリッド開催に変更したため、例年よりも準備などに少し時間がかかりました。
それでも今回はオフラインとオンライン合わせて過去最多となる22名の方にご参加いただき、4人チームが4チーム、3人チームが2チームの合計6チームで開発を行っていただきました。
最終日の成果物発表では全チームが実際に動いているプロダクトのデモを行うことができ、最終的に個人賞を6名(最優秀賞3名、優秀賞2名、技術賞1名)とチーム賞を1チームに出すことができてとても良い内容のハッカソンになりました。
また、成果物発表の後の懇親会では参加者同士でSNSアカウントの交換をしたり、メンターとエンジニアのキャリアについて話したりと良いコミュニケーションの場になっていました。
参加者の声
ハッカソンの開催後に参加者の方々にアンケートを取り、今回のハッカソンの感想をいただきました。
ハッカソン全体の満足度の平均は10段階中9.2と高く、「とにかく楽しかった!」という声や「新しく学ぶことが多く成長できた」という声、「周りのレベルが高くて良い刺激になった」という声なども多く見られました。
当社の採用活動の一環として開催しているハッカソンですが、同時に学生へ成長機会を提供することも目的にしているため、こうして参加者の方々に楽しみながら成長を実感していただけたのは責任者としてとても嬉しかったです。
今回から変えてみてうまくいったこと
事前に運営側でチーム決めを行った
前回のハッカソンでは参加者同士でチーム決めを行っていましたが、参加者同士でチーム決めを行うとチームの人数が2名だけのところもあれば6名のチームもできたりとチームの人数をコントロールしづらくなっていました。
また人によっては自分の得意なプログラミング言語を使えず、チームに合わせているため十分に能力を発揮できないという問題も発生していました。
これらの問題を解決するために事前に参加者の方から提出いただいたアウトプットを元に運営側でチーム分けを行い、3~4名のチームでなるべく経験のあるプログラミング言語が近く、チームごとのバランスも良くなるようにしました。
この結果、今回はメンバーが多すぎたり少なすぎたりするチームもなく、チームの技術選定も比較的スムーズに進めることができていたと思います。

PR TIMESを理解してユーザーファーストで考える必要があるテーマを設定した
今までのハッカソンではPR TIMESのAPIを使用して開発することなどをテーマにしていましたが、ハッカソンを終えても結局PR TIMESのサービスがどういうものなのかという理解があまり深まらず、成果物もユーザーの課題を解決するための目的志向ではなく自分たちが作りたいものになってしまっているという課題がありました。
これを解決するために今回のハッカソンでは開発するプロダクトのテーマを「〇〇にPR TIMESをもっと使ってもらうには?」にしました。
また、このテーマについて考えてもらうためにオンライン事前説明会で企業ユーザーの管理画面でできることを紹介したり、実際にテスト環境でプレスリリースの配信などができるようにしました。
最初はどのチームもアイデア出しに苦戦している様子でテーマが難しすぎたかな?と思いましたが、1日目の夕方ごろにはほとんどのチームでアイデアが固まって開発を始めることができていました。
成果物発表のスライドでもどんなユーザーのどんな課題を解決するものなのかなどを説明することができ、目的志向でプロダクト開発を進めることができていました。
参加後のアンケートを見るとテーマが難しかったという感想が多く見られましたが、ハッカソンを通じてPR TIMESのサービスについて理解を深めることができたという方も多く、当初の課題を解決することができたのではないかと思っています。
参加者向けの椅子を改善した
今までのオフライン開催のハッカソンでは参加者の方には主に木製の椅子に座って開発していただいていましたが、3日間これに座り続けているといくら若い学生といえど腰や背中が痛くなってしまいます(私もハッカソンに参加したときはめちゃくちゃ腰が痛くなったのを覚えています)。
これを受けて今回は執務スペース内で使用しているオフィスチェアを参加者向けに用意しました。
参加者の方も良い椅子で開発できることに喜んでくださり、例年に比べて腰や背中の痛みも軽減されたのではないかと思います。
下の写真の左側のグレーの椅子が参加者向けの椅子で、右側の椅子がメンター向けの木製の椅子です(二日目からはメンターも執務スペースからオフィスチェアを持参するようになりました笑)。

今後改善したいこと
成果物発表を録画する
今回のハッカソンではオフラインの開催を想定していたため、成果物発表の録画や配信などは行いませんでした。
しかし後で社内のメンバーの話を聞くと、予定が合わなくて成果物発表に参加できなかったので録画があれば見たかったという声も多く、思っていた以上に学生の発表を見たいという人が多かったことを感じました。
次回はオフライン開催でも成果物発表の録画や配信を行うように準備しておこうと思います。
Gitを使ったチーム開発での問題が多い
エントリー時にGitHubなどのアウトプットの提出を必須としているため、参加される学生の方は一定以上コードが書ける方がほとんどです。
しかしGitやGitHubを使ってチームで開発を行った経験はないという方も多いため、Gitの使い方に慣れておらず、コンフリクトの解決などでつまずくことが多いです。
今回はこの対策として事前説明会でGit&GitHubの使い方を学ぶためのハンズオンを行いましたが、実際の開発となるとやはりハンズオンよりも難しく、メンターや慣れているチームメンバーに聞きながら進めることも多くありました。
今回はCUIでGitの操作を行うハンズオンを行いましたが、GitHub DesktopなどのGUIクライアントを使ったハンズオンをやってみるのも良いかなと思うので、次回検討してみたいと思います。
まとめ
今回のハッカソンは台風10号が接近しており開催自体が危ぶまれたときもありましたが、参加者の皆さまと運営メンバーのおかげで無事に開催することができました。
ご参加いただいた皆さまは本当にありがとうございました。
今回初めてハッカソンの責任者をやってみて不安なこともたくさんありましたが、振り返ってみると本当にやってよかったと思えるハッカソンになりました。
今回うまくいった点はそのまま継続しつつ、次回はさらに良いハッカソンにしていきたいと思うので、このブログを記事読んで参加してみたいと思った方はぜひ次回のハッカソンにご参加いただければと思います!

