こんにちは、開発本部でプロダクトマネージャー(PdM)をしている山下です。
2022年も残り数えるほどの日数になってきましたね。今年は5月に営業本部から開発本部に異動し、業務がガラッと変わって、私にとって変化の大きな年になりました。みなさんにとって2022年はどんな年だったでしょうか?
PR TIMESでは、1年間で昨年以上に様々な機能がリリースされ、変化の年となりました。利用していただく中で、変わったことに気付いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。普段、なかなか機能リリースについてお知らせする機会がないので、今回は2022年にリリースした機能の中から、個人的に特におすすめの機能トップ5をご紹介したいと思います。
気になった方は、ぜひ実際の画面で体感していただければと思います。
2022年は機能リリースが活発な年
開発本部は、2022年から開発チームが増えて、本格的に機能リリースを行えるようになりました。まだまだレガシー改善は残っていますが、お客様の成果に寄り添い、利用価値を高めるための開発も行っています。
今回は、機能の規模とお客様に活用してほしい度の観点から選定しました。あれも入れたい、これも入れたいとなかなか選べませんでしたが、その中から個人的に選んだ機能はこちらです!
※過去のランキングはこちらをご覧ください。

2022年の機能ランキングを発表!
5位:PR TIMES | 当日のプラン変更
PR TIMESには配信したプレスリリースの件数に応じて料金が決まる従量制の料金プランと、毎月の料金は一定でプレスリリースを配信することができる定額制の料金プランの2種類があります。プラン変更を行ったはずなのに、請求書が届いたら従量制と定額制のプランがどちらも含まれているなんてことがありました。これは、従量制から定額制に料金プランを変更するときに翌日以降が開始日になるために起こっていました。

機能リリース後は、プレスリリースを配信する前にプラン変更を行えば、開始日に当日を選択することができるようになりました。プレスリリース配信の日になって、料金プランを変更し忘れていたことに気付いても安心ですね。
4位:PR TIMES | いいねボタンの変更
PR TIMESのいいねボタンはちょっと変わっています。何回でも1つのプレスリリースにいいねをクリックすることができるからです。いいねを押し続けたいと思うだけクリックすることができます。いいねをしたいという気持ちがそのまま反映されているとも言えます。

たまに1,000いいね程度されているプレスリリースを見かけます。事業部の皆さんが発表されたことがうれしくてクリックをしたのか、知り合いの会社のプレスリリースをSNSで知って応援したいと思ってクリックしたのか、そこにはいろんな思いがあるでしょう。
クリックしてみると、自分がどのくらいプレスリリースに共感しているのかに気付くことができます。
3位:PR TIMES | プレスキット機能
プレスキットを活用されている広報担当者の方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?記事に使える素材をすぐに欲しいというニーズをお持ちの記者の方も多く、会社やサービスのロゴ、集合写真、サービス資料など、プレスリリースの内容にかかわらず必要になる素材を予めまとめておき、メディアに提供するものがプレスキットです。
これまでの企業ページには、そのお客様が配信したプレスリリースとストーリーが並んでいました。ここに、プレスキットを提供できる機能が新たに追加されました。

2位:PR TIMES | プレスリリース内画像の高画質化
お知らせしていないので、気付いている方がどのくらいいらっしゃるかわかりませんが、プレスリリース内に掲載されている画像の画質が良くなりました。以前だと小さい文字や絵柄だと荒くなったり、つぶれてしまうこともありましたが、小さくてもしっかり読めるくらいきれいな画質になりました。

商品・サービスを印象付けてもらえる画像は、きれいなものを見てもらいたいですよね。
グラフや表のように文字が書いてある画像だと違いが一目瞭然です。ぜひ、プレスリリース原稿内で画像や図表を活用して、商品・サービスの魅力を表現していただければと思います。
1位:Webクリッピング | PR TIMESへの統合とβ版提供開始
「Webクリッピング」というサービスは以前から存在していました。キーワードを設定すると、そのキーワードをタイトルや本文に含む記事が、いつどのメディアで公開されたのかをウォッチしてくれるサービスです。
Webクリッピングは、PR TIMESと異なるサイトでご提供してきました。Webクリッピングをご活用いただいていたお客様には、PR TIMESにログインした後、さらにWebクリッピングのログイン画面に遷移していただいていました。

WebクリッピングがPR TIMESに統合されたことにより、これまでよりもWebクリッピングを簡単に利用することができます。
PR TIMES Webクリッピングβ版の提供を開始 プレスリリース管理画面から広報発表の成果分析が可能に
まだ、すべての機能をPR TIMESに移植できていないので、現在はβ版としてご提供しています。これからも機能追加を行って、広聴やプレスリリースの効果測定のツールとして活用されるサービスに育てていきます。
機能以外の開発トピックス
2022年は機能リリース以外にも開発として大きな動きがありました。
1つ目は、レガシーの改善です。サービスが大きくなればなるほど、メンテナンスの必要な範囲は肥大化していきます。根気強く続けることで、新機能追加やサービスアップデートに一筋の光が見えてきました。

2つ目は、サーバー移行です。これまで、サーバー負荷によりサービスサイトが不安定になる事象が度々発生していました。処理速度や保守管理のしやすさが向上し、安定的にサービスを運用することができるようになりました。

2023年のPR TIMESにも乞うご期待
2022年のPR TIMESは様々な面で大きく変化した年でした。しかし、まだまだ課題は多く残っていますし、PR TIMESの変化を実感いただいていないお客様も多くいらっしゃると思います。
2023年は、より大きな変化や直接的に感じていただける変化を生み出すために頑張っていきますので、ぜひ期待して待っていていただければと思います!