PR TIMESで4ヶ月間インターンに参加しました

PR TIMESで4ヶ月間インターンに参加しました
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こんにちは。エンジニアインターンの伊藤です。
PR TIMESのインターンに4ヶ月間参加させて頂いたのでその振り返りを本記事にまとめたいと思います。

目次

選考について

PR TIMESのインターン選考は1. これまで自身で公開したGitHub上のリポジトリによる書類選考と2.エントリー課題を解いて公開したGitHub上のリポジトリによる課題選考」の2つありますが、私は課題選考を受けました。

エントリー課題がISUCONを参考にした問題であるため、敷居が高く感じるかもしれませんが、課題の意図にもあるとおり自分で環境構築をし、ある程度の改善が加えられるかを試す物であり、Writeupを見ても良いため難易度は高くはありません。実際に私は最初は自力でしたが、途中からはWriteupを見ながら進めました。

また、本物のISUCONよりもミニマムな社内ISUCON用の問題が題材であるためそういった意味でもISUCONと聞いて思い浮かべるほどの難易度ではなく、むしろ一般的なコーディングテストなどより簡単な部類に感じました。

インターン内容

私が実際に行った業務は以下です。

  • 壊れていたE2E Testを直した
  • 直したE2E Testを定期実行し、Failした場合Slackに通知するGitHub Actionsを作成
  • PHP Version UPに伴い生じるE_NOTICE, E_WARNなどの警告の削除
  • 機能のリプレースの前段階作業で、DBへのアクセス回りの書き換え、Unit Testを追加する

基本はタスクを割り当てて貰いますが、JIRAのチケットで気になるタスクがあれば上長に相談すれば、任せて貰えることもあります。また、私は基本リファクタリングタスクがメインでしたが開発タスク、インフラタスク、テスト支援タスクなどの選択肢のうち関わりたい領域についてヒアリングしてくれるので、何か自分が携わりたい領域があれば、一定汲み取って貰えます。

学んだこと

PR TIMESのソースコードはレガシーコードが多いです。そのため現在のシステムはどういった点で悪いのか、本来どのようにあるべきなのか、そこまで改善するにはどうすべきかを語られる事が多々あります。

書籍や他社のインターンなどでもより良い技術を学ぶことが出来ますが、PR TIMESではどういった所が間違っていて辛いのかという課題ベースでより良い技術を学んでいけます。ペインを知っているからこそ、それに対応する技術の意義をより深く理解できると考えています。

例えばソフトウェアテストがPR TIMESでは現在整備されきっていません。そのためQAに時間がかかってしまい、コードの修正は終了しているがQA待ちでリリースできないといった状況が発生しています。ソフトウェアテストの整備が進めば人力で確認する項目が減るのでQAの負担も減りリリース頻度も向上すると推測されます。つまりソフトウェアテストという技術は事業へのインパクトがあると言えます。

私は趣味開発では規模が小さいのもありあまりソフトウェアテストの効力を実感できていませんでしたが、PR TIMESのインターンで規模の大きいソフトウェアに触れる事で効力を実感し、技術の意義を理解しながらテストコードを書けるようになりました。

このように技術が及んでいない時のペインを知っているからこそより技術の意義を理解し、コードを書いていけるようになると思います。ただ、レガシーのまま放置されていると学びより辛さが勝ってしまうと思うので、現在レガシーでありかつスピード感を持ってレガシー改善を進めているPR TIMESだからこそ得られる経験であると感じています。

また、PR TIMESでのインターンで一番良かったと思えることは、エンジニアとして働く事がとても楽しみになった事です。
PR TIMESでのインターンを始める前は新卒で入社する企業に対して「全然何もできなかったらどうしよう」といったような不安がありました。ですが、4ヶ月の間エンジニアとして仕事をさせて頂いて、なんとか仕事としてエンジニアをやっていけそうだと自信がつきました。

加えて、E2E Testの整備が終わった後、リリース時の確認でE2E Testが使えて凄く楽だといってもらえた時には小躍りするくらい嬉しかったのを覚えています。E2E Testで数十人の開発者に喜んでもらってこれほど嬉しいなら、ユーザに提供するアプリケーションに大きなインパクトを与えられる仕事が出来たらどれほど嬉しいのだろうとワクワクしました。

エンジニアとしてより成長してユーザに影響を与える仕事がしたいと強く思うようになった事がインターンを通して得た一番の財産だと思っています。

最後に

参加する前は最短3ヶ月のインターンに対して長いと思っていましたが、退職する今となってはもっと長い期間働ければもっと面白い事に挑戦出来ただろうにと思っています。4ヶ月という短い期間ではありましたが、非常に楽しく学びに富んだインターンでした!

是非みなさんもPR TIMESのインターンに参加してみてください!

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