PR TIMESでCTOをやっている金子 (@catatsuy) です。
先日Findy Team+ Award 2022を受賞したので、そちらについて紹介します。
受賞内容について
Findy Team+ は、エンジニア組織のパフォーマンス向上を支援するサービスです。GitHubやJiraなどを解析し、エンジニア組織のパフォーマンスを可視化することで、生産性向上をサポートしています。「Findy Team+ Award 2022」では、組織規模別※1に3つのカテゴリ毎に 10社の合計30社を選出した「組織規模別部門」と、生産性指標※2が大きく向上した5社を選出した「グロース部門」の受賞企業を発表いたしました。
※1計測対象期間中(2022年1月1日〜6月30日)にFindy Team+へ連携されたデータを基に、アクティビティが計測された人数で定義
※2 Findy Team+で計測されている開発ボリューム、開発効率に寄与する各スタッツの数値を基に指標化

PR TIMESは
- 【 Medium Div. 】(対象:エンジニア組織が50〜100人未満の企業)
- 【 グロース部門 】過去半年間で生産性指標が大きく向上した企業が対象
の2部門でダブル受賞でした。受賞企業35社のうち、ダブル受賞は弊社を含めて2社のみとのことで非常に光栄です。
PR TIMESのエンジニア組織について
PR TIMES開発本部ではCTO金子が入社した2021/04より、様々な改善を行ってきました。
Feature Toggleを活用した開発フローの改善によるデプロイ回数の増加、それに耐えられるようにデプロイ高速化、月1のリファクタリングデー開催、新機能追加のためにフロントエンドをReact実装にリプレイス、PHPのバージョンアップ、インフラのAWS移行などなど、こちらには挙げ切れないほど改善が必要なことがありました。逆の見方をすれば、それだけ伸びしろがある状態だったともいえます。
誰かの参考になればと思い、2021/04/01から現在に至るまでのグラフを紹介します。全体のプルリク作成数が増えて安定的に成果を出せる状態になったことが分かると思います。
アクティブメンバーサマリはこちらです。アクティブなメンバーも順調に増えていますが、1人あたりのプルリク作成数も増加傾向にあり、アクティブなメンバーが増えれば1人あたりのプルリク作成数が下がるという一般論とは逆の動きをしています。
これまで行ってきた改善の詳細については、以下のURLが分かりやすいと思います。

これ以外にも色々あるので、裏側にどんなエピソードがあるか、この開発者ブログの記事を通じて、今後も色々とお伝えしていきたいと思います。
最後に
まだ開発者ブログで発信できていない改善もありますが、メンバー1人1人が改善を積み重ねることで生産性が高い組織に確実に変化してきました。これからも更なる生産性向上を目指していきます。
このように様々な挑戦ができる開発組織に興味のある方は、裏話も含めて何でもお話しするので、是非カジュアルにお話しましょう。よろしくお願いします。