こんにちは PHPer の江間です。
先日(10/24、 10/25)に開催された PHP カンファレンス 2022 に PR TIMES はゴールドスポンサーとして協賛しました。
そして、弊社からは2名のエンジニアが登壇してきました。

こちらの記事では、登壇内容や参加レポート、スポンサーを行った裏話などをお話したいと思います。
登壇内容
ローンチから16年目のWebサービスに、どうやってフィーチャートグルを導入したか、運用しているか
今回の PHP カンファレンスでも多く話題に上がりましたフィーチャートグルについて、弊社における導入のお話でした。(meihei 発表)
会社によって、フィーチャートグルをどうやって導入するか、運用するかは変わると思います。今回紹介したやり方が適切な場合と適切ではない場合があるかと思います。
その上で、一例として参考になってもらえると嬉しいです。

あぁ…我らのECS…
新卒入社2ヶ月目で開発リーダーを任された岩下(@iwashi623)さんの発表でした。
PR TIMES で使用している ECS とその設定についての解説や、 AWS サービスで躓いたポイントなどをお話されていました。
この LT で話された PR TIMES で使用している ECS のおすすめ設定については、こちらの記事で更に詳細に解説されています。

参加レポート
3年ぶりにリアルでも開催
今回、3年ぶりにリアルでも開催されました。(且つ、オンラインでも参加出来るハイブリッド形式)
普段、会社でお世話になっているけど(リモート勤務なので)直接会話する機会がほとんどない方などと会うことができました。
また自分にとっては PHPerKaigi 2022 以来、2回目のリアル会場の PHP イベントでした。
PHPerKaigi 2022 もまた PR TIMES は協賛・登壇していました!

十年以上経過したレガシープロダクトが多い印象
レガシーコード改善がホットなトピックな印象でした。
弊社の PR TIMES というサービスも16年目となる歴史あるプロダクトで、レガシーコードです。
自分は新卒で PR TIMES に入社し、初めて見たプロダクトコードがレガシーコードでした。
こんなにレガシーなコードで大丈夫なのか?と思っていましたが、他社の状況や、奮闘している様子、技術で解決したりする様子をみて、自分も戦っていけそうだなと自信が付きました。
また、弊社でのレガシーコードへの取組みは、 CTO の金子が「レガシー業界・システムに奮闘!プロダクト改善事例LT【開発PM勉強会vol.9】」で話しています。
PHP 自体をより良くする話を沢山聞けた
PHP の言語仕様に対する変更の提案を行いたい場合、 RFC を作成して、投票で一定数以上の票を獲得する必要があります。
しかし、言語(言葉)の壁や、そのプロセスの大変さなどから、日本からの PHP の言語仕様に対する変更の提案や実装は少ない印象です。
そんな中、 RFC を実際に提出したり、実装した話を聞ける「いちユーザーが PHP に新機能を追加するまで – Random Extension 5.x 」や「導入から 10 年、PHP の trait は滅びるべきなのか ーーその適切な使いどころと弱点、将来について」はとても勉強になりました。
「治っていくmbstring 令和時代の文字化け」では日本語特有の mbstring の問題に対して、文字コードの歴史から丁寧に解説されていて勉強になりました。
スポンサー裏話
イベントスポンサールール
PR TIMES では、開発者向けのイベントのスポンサーを行う際に注意すべき事など、ルール化されています。
そのルールは具体的に以下の2つです。
- 担当者がそのイベントに積極的に参加する意思があること
- 担当者がイベント内外で会社のアピールをする意思があること
逆にこれらが満たせる場合は、積極的にスポンサーになることを推奨しています。
今回はこれらが満たせていると自信を持って言えたので、スポンサーになることを決めました。
(個人的に)何故スポンサーをやるのか
これは個人的な話ですが、何故スポンサーをやるのかを3つ決めていました。
1つ目は、 PHP と PHP コミュニティに貢献したいと考えていました。
PR TIMES のサービスが今日まで成長し、今後も価値あるプロダクトを生み出し続けていくには、 PHP とそのコミュニティの存在が必要不可欠です。少しでも恩返ししたいという思いで提案しました。
2つ目は、カンファレンスで登壇したい(させたい)という思いです。
ゴールドスポンサー以上のプランでは、スポンサー枠としての登壇がありました。
自分自身、登壇したかったですし、自分以外が登壇することも期待していました。
登壇して社外への露出が増える事は、会社としても、登壇者個人としても、対外的にアピール出来るというメリットがあります。
3つ目は、自分で会社にスポンサー提案をやってみたい!と思ったためです。
これまで会社にスポンサー提案をする、という事をやった経験が無かったので、自分でやってみたいと思い、実行しました。
実際に行ってた内容は、今回の PHP カンファレンスのトークでもありました「会社にスポンサー提案して、実際に申込するまでのアレコレ」とほとんど同じような感じでした。
先着順スポンサー申請の事前準備
ゴールドスポンサーは先着順だったため、予め準備をして、募集開始直後に入力が出来るようにしました。
スポンサー入力項目は事前にわかっていたので、入力する内容は事前にレビューをしてもらいました。
やったことは全てドキュメント化
弊社は Notion でドキュメント管理をしていますが、今回も例によってドキュメントでまとめています。
来年、 PHP カンファレンス 2023 にスポンサーするときのために、また、自分以外の人でも会社にスポンサー提案を出来るように、やったことなどは全て書きました。
さいごに
PHP カンファレンス 2022 お疲れさまでした!
自分にとって初めての登壇となった今回の PHP カンファレンスは、とても思い出深いものになりました。
スタッフの皆さん、ありがとうございます!
そして、株式会社PR TIMESでは PHPer 募集中です!