こんにちは。2022年5月に入社した開発本部のレー・ホアン・トゥです。
今回、6月16日に社内で AWS 勉強会に参加した感想をご紹介いたします。
背景
PR TIMES に入社してから、新しい技術を調べたり共有したりするため、技術共有会や勉強会などをよく行っている印象を受けました。
AWS は初心者で調べてばかりであるため、AWS の人とのミーティングによく参加しています。しかし、実際に触れた経験があまりないので、共有会で取り上げられた内容がまだ理解できないことがあります。
そのためAWS アカウントチームから初心者向け AWS 勉強会を開催していただきました。
AWS 勉強会とは
勉強会は6月16日に開催されました。AWS からは講師としてソリューションアーキテクトの苅野さん、サポーターとしてアカウントマネージャの濱岡さん、テクニカルアカウントマネージャの加須屋さんに支援いただきました。PR TIMES からは10名参加しました。(うち、8名が初心者)
内容は主に2つあります。基本サービスの紹介とハンズオンです。
- 基本サービスの紹介
はじめに、AWS の基本サービスを紹介していただきました。AWS グローバルインフラストラクチャ、ネットワークサービス(VPC、インターネットゲートウェイ、セキュリティグループ、ELB)、コンピュートサービス(Amazon EC2、オートスケーリング、ECS、AWS Lambda)、ストレージサービス(Amazon S3、Amazon EBS、Amazon EFS)、データベースサービス(Amazon RDS、Amazon Aurora)などについて勉強しました。
みんなは積極的に質問をして、ちゃんと解説していただきました。
- ハンズオン
基本サービスで勉強した知識を用いて簡単なウェブサイトシステムを構築しました。
構築したシステムは、以下のようなものとなります。

設定の順番は
- VPC の作成
- EC2 の作成
- RDS の作成
- EC2 を ELB に登録
- WordPress の設定
- RDS インスタンスのマルチAZ化
- AMI の作成して、2つ⽬の EC2 インスタンスの作成
- 2つ⽬の EC2 インスタンスを ELB に登録
になります。
サービス構築後、可用性をチェックしてみます。
- EC2 インスタンスを1台停止しても、トラフィックがもう一つの EC2 に流れることを確かめる。
- Primary の RDS を停止しても、フェイルオーバーのため一瞬のダウンタイムがあるものの、すぐに Secondary が利用可能になること。
参加者の感想
開発本部 開発チームのトゥ(筆者)
PR TIMES の研修が終わってから、コロナで入国できず、入社できませんでした。そのとき、AWS を調べていて、勉強したつもりでした。しかし、実際に利用するためのアカウントがないので、どうやって AWS でサービスを構築したり、設定したりするのかよく想像できませんでした。
AWS の勉強会を通じて勉強したところを覚えられました。それに、新しい知識も勉強になりました。しかも、一番面白い部分はハンズオンです。ハンズオン中に追いつかないことがありましたが、AWS アカウントチームの方がもう一度ゆっくり教えていただいたので、ハンズオンを進めることができました。
ハンズオンした上、AWS でサービスを構築する方法が把握できました。以前の分からなかったところが分かりました。本当に満足でありがたいです。
開発本部 開発チームのズンさん
PR TIMES は、AWS を活用してさまざまなアプリケーションを開発し、PR TIMES の配信サービスというメインサービスはオンプレミスからクラウドへ移行する予定があり、自分が興味があるのでAWS について勉強しました。
現時点まで AWS に関して知識を勉強しましたが、実際の活用経験が全然ないですし、勉強会で、AWS の基本的なサービスを実際に使用する演習をすることができました。
自分は7月に AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験を受験する予定があり、
勉強会で学んだことをより深く理解することで 試験と仕事に役に立つと考えています。ありがたいです。
開発本部 開発チームの植江田さん
やんわりとした知識しか持っていませんでしたが、今回の勉強会でいただいた資料やハンズオンの内容合わせて理解が進みました。
特に EC2 の課金仕様や ELB の役割など基本的なところがしっかり知れて良かったです。
また、実際に環境を構築することによって各コンポーネントの使用イメージが持ちやすかったです。
開発本部 開発チームの江間さん
「AWS 何もわからん」という状態でしたが、このハンズオン前の事前勉強会で主要な AWS サービスを体系的に把握することが出来ました。
また、ハンズオンでは途中でいくつかハマってしまいましたが、座学だけでは得られない知識や経験を得ることが出来たと思います。とても良い機会になりました。
最後に
今後、PR TIMES のエンジニアとして積極的に勉強した知識を活用して PR TIMES で様々なシステムを開発したいと思います。