New Relic ダッシュボード共有会 in PR TIMES

こんにちは江間です。

先日、New Relic さん主催で New Relic ダッシュボードの共有会が開催されました。

この共有会では社内エンジニアが作成した・実際に利用している New Relic ダッシュボードを紹介し、作成のポイントや、運用してみてどうだったかを共有しました。

また、New Relic さんからダッシュボード作成にあたってのTipsなどを教えていただきました。

この記事では、今回の共有会で紹介した PR TIMES 社内で実際に使われているダッシュボードを、社外にも New Relic ダッシュボードの活用事例として共有していこうと思います。

目次

特定のページの情報すべてを監視したい

作: 江間

このダッシュボードは、自分が担当している企業ページの監視を1つのダッシュボードで行えるように設計しています。

まず、担当者以外の人が見ても企業ページの状況を監視出来るように、ドキュメントへのリンクや、PV数、ページのUXを測る指標( LCP / FID / CLS )などが表示される画面になっています。

次にページ全体の Throughput や、Apdex、JSエラーなどの担当エンジニアがぱっと見て以上を検知出来るような画面に。最後にバックエンドを担当している自分のために、各APIごとの Transactions を監視しています。

基本的にNRQLで書かれていて、requestUriをLIKE句で限定して表示させています。

SELECT percentile(largestContentfulPaint, 75)
FROM PageViewTiming
WHERE (appId ={APP_ID})
  AND pageUrl LIKE 'https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/%'
SINCE 1800 seconds AGO

※企業ページに限定した直近30分間のページの読み込み時間(LCP)を求める NRQL 

各APIごとの Transactions の監視を一覧出来ることにより、コード改修時の影響の確認や、障害時の原因追求に役立っています。

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全ページで異常がないかを確認したい

作:uzulla

大規模なコード修正をデプロイする際(例:リファクタリングデー)には監視すべきコードの変更量が大きくなりがちです。するとマクロな視点で概ね異常がないか、せいぜい日時レンジを切り替える程度の操作しかせず、じっと注視し続けるのに楽なダッシュボードがほしくなります。

そのため、

  • エラーレートが上がっていないか
  • CPU利用率が上がってないか
  • DBの Queryの実行時間
  • Response Time が上がっていないか
  • サービス全体の指標として Apdex が劣化していないか

だけにしぼり、スクロールなどせずにずっと眺めやすいダッシュボードにしています。なにか異常がありそうだなとおもったら、他の指標を探しに(例えばTransactionやErrorsに)旅立ちます。そのため(?)NRQLなどはつかわず、ただただマウスポチポチで作ったものです。

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運用中のクローラの状況を確認したい

作:植江田

私は Web Clipping というサービスを運用していて、サービスで動いているクローラの状況を監視出来るダッシュボードを作成しています。

2つ作っており、1つは Transaction の合計時間を監視し、時間帯によってどれだけ記事が取得できたのかを確認でき、もう1つは間近でどこのサイトへリクエストを行ったのかや1日のリクエスト数、取得記事数が確認できるものになっています。

Fastlyの使用状況をモニタリングしたい

作:柳

現在プレスリリース画像は、S3に保存された画像を Fastly から配信しています。

Fastly から配信するに当たり Response Body Sizes や Cache Hit Ratio 等を確認できるダッシュボードを作成しています。

詳しくはこちらの記事でも紹介しています。

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ただ、実はダッシュボードよりもアラートの方を使っていて、FastlyのHitRateなどが落ちたときにslackに送られるようになっています。

ダッシュボードの便利機能

いくつか社内で情報ダッシュボードを共有しましたが、それ以外でもダッシュボードの便利機能があると紹介されました。

  • 閾値に合わせた色付け
  • フィルタリング機能
  • タブ機能
  • チャートのカスタム機能

詳しくは New Relic さんの記事やドキュメントがあるので、以下をご参照下さい。

おわりに

New Relic のダッシュボードについて実際の活用や知らなかった機能を知る、とても良い機会になりました。

現在は各エンジニアがダッシュボードを活用し始めた段階です。

今後更にダッシュボードを良くするには、ビジネスサイトの人にも見せて説明出来る(使ってもらえる)ものを目指すと良いとオススメされました。

さて、今回は New Relic のダッシュボードの社内での活用事例の紹介をしました。

ダッシュボードを作りたいが、何をすればいいか分からないという問題を抱えた人の参考になると幸いです。

この記事を書いた人

株式会社PR TIMES 開発本部 バックエンドエンジニア

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