みなさん、こんにちは!プロダクトチームマネージャーの鈴木です。PR TIMESのプレスリリースページにいいね♡ボタンを実装しました。みなさん、もう押してみましたか?

まだの方はぜひ、心が揺さぶられたプレスリリースに♡のボタンを押してみていただけたら嬉しいです!という事で、今回PR TIMESのいいねボタンの開発の裏側をご紹介しつつ、プロダクトマネージャーをはじめ開発者の方々にこんな風に開発してるんだな〜をお伝えできましたら幸いです。それでは……!
改めて機能の内容をご紹介
改めて♡ボタンの機能を説明するとプレスリリースページで♡ボタンを押すと

いいね!と気持ちを表現できる!

というものになっています。♡ボタンは、1プレスリリースに対して何回でも押せます!ぜひ何回でも、心ゆくまでボタンを押して楽しんでいただけたらと思います。♡ボタンが押された回数もプレスリリース画面から確認いただけます。現状の機能はシンプルにこちらのみです。
ちなみに、以前まで提供していた気になる!ボタンが♡だったのですが、こちらは保存ボタンに変更になりました!機能は変わらずですが、プレスリリースにはいいね♡、ストックしたい記事に関しては保存して一覧表示ができるのでご活用いただけたら嬉しいです!(保存はメディアユーザー・個人ユーザーへの登録が必要な機能です。試してみたい方はこちら)


企画開発時にこだわった視点・観点
企画からデザイン、開発を担当した面々とは数ヶ月にわたって議論してプロジェクトを進めてきました。様々議論した点や意識していた点もご紹介します。
1, ♡ボタンを押すことで「心が揺さぶられる」を体現する
今回の♡ボタンでは、発見してから押した後まででプレスリリースに出会った時の気持ちを表現できるか、を大切にしました。私もユーザーとして自分でプレスリリースを配信し、ステークホルダーの方々にコメントを頂いたり、日々配信されるプレスリリースを見て、応援したい!という気持ちや素敵!という気持ちが生まれたり、します。そんな心揺さぶられる気持ちに出会った時にどういった流れで、どのような挙動になるといいのかを考えました。
特に♡ボタンを押した時の動きに関しては、コンポーネントで定めているデザインポリシーを元に3案に絞り、Web上に存在しているいいね♡の表現をする機能の調査だけではなく、デザイナーチームでの議論や社内での投票を行いました。

実装されたデザイン以外にも色変化だけのパターンや♡がドクンと動く案があり、決定するのは悩ましかったです。また余談ですが、プロダクトチーム以外の多くの仲間と一緒に作れた機能になった事は嬉しかったです。

複数回押せる、という点も心の盛り上がりや感情のさまざまな表現ができるものになるのではないかと思っています。ブログを読んでいただいているみなさんも機能を使って頂いた際は、ぜひ感想を教えていただけたら嬉しいです!


2, スピーディーに余白を残して開発する
もう1点は開発時に関しての意識です。開発時にはスピーディーに開発する事、機能改善ではなく、はじめて提供する機能なので、成長させる余白を持つ事を意識しながら、執行役員CTOの @catatsuy を中心にDesign Docを作っていきました。
早く機能を届ける
ユーザーの皆様になるべく機能を1日でも早くお届けするために、複雑な設計や関与する別機能を追加する事は今回はしないようにしました。なので、いいねが他の機能に影響したり、新しくいいね♡のアクション以外にできるようになる事をあえて追加していません。
ただし要点を抑え、♡を押す機能自体の要件はこだわる事、今後追加する機能を実装しようとした時に手戻りが発生しないようにする事やデータ取得が正常かつ安全にできる事、攻撃等に備えた安全性の担保ができる事などをDesign Docをやりとりして決めていきました。レビューし合いながら進めていったので、さまざまな仮説や改善を重ねてブラッシュアップができました。
またDesign Doc時点で方針を決定しておいたため、途中で要件が膨らんだり、実装で手間取る事が減ったと思います。
ユーザーの皆様の行動や使い勝手から機能を成長させる余白を持つ
まったくの新機能追加の際は、改善要望や使用状況を見ての機能の改善がしにくいため、仮説や世界観を大切につくりつつ、作りこみすぎないシンプルな設計を目指しました。PR TIMESは業種や業態、個人や法人、個人ユーザーの方、メディアユーザーの方、とさまざまなバックグラウンドの方がいらっしゃるので、初期の仮説段階では、他の箇所に関与する機能の構想を作りすぎないようにしています。
今後、実装された機能の様子やみなさんのご意見を見ながら、情報発信される方にとっても、情報を受け取る方にとっても最適な機能追加および改善を実施していく予定です。
ボタンのデザイン・動きの検討や元あった機能との整合性の考慮、開発時の実装方法など乗り越える壁はたくさんあったのですが、まずは無事お使いいただける状況になりました。とはいえ、まだまだ機能実装できただけでもあるので、今後みなさまがお楽しみいただけるような機能に進化させられるように頑張ります!
ぜひご意見ご感想などありましたら、お気軽にお寄せください!
追伸:開発担当したエンジニアメンバーがスプリントの振り返りで、このカードを出してくれて本当に感慨深かったです。

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