株式会社PR TIMES 執行役員CTOの@catatsuyこと金子です。
2021/10/30-31にPR TIMESのBigQueryを使用したハッカソンを開催します。社会人向けのハッカソンはPR TIMESにとって初めてのイベントです。このイベントでは普段社外の方が触ることができないPR TIMESのデータを分析し、更なるPR TIMESの機能改善を目指します。開催することでまだ誰も気付いていないデータやPR TIMESの可能性について気付くことができると良いと考えています。


社会人向けハッカソンへの挑戦
弊社の新卒入社メンバーはハッカソン採用で採用されたメンバーが何人もいます。全員がサービス開発に対するモチベーションが高く、社内で活躍してくれています。

そんな弊社にあっているハッカソン採用を新卒採用だけでなく、中途採用でも導入することはできないのか、そう考えました。
新卒向けのハッカソンでは自分たちのサービスを作ってもらいますが、今回は社会人経験のある中途採用ということで普段とは違った趣向のハッカソンを用意してみました。それは
弊社のBigQueryを使ってデータを分析してもらうハッカソン
です。
BigQueryプロジェクトでデータ分析を社内で当たり前に
先日記事を公開した通り、弊社では社内のデータをBigQueryに保存するプロジェクトが現在進行中です。

このプロジェクトにより、Google Analyticsのデータ以外にアクセスログやプレスリリースやユーザー情報が含まれたデータベース上のデータもBigQueryで分析できるようになりました。
Google Analyticsのデータについては以前より利用しており、現在も活用に向けて動いておりますが、それ以外のデータについてはまだBigQueryで分析できるようになってまもなく、社内でも活用はこれからというフェーズです。
プロダクト開発において現状をデータで把握することは非常に重要と考えています。適切なデータで判断ができれば、プロダクトの方向性について適切な意思決定を行えるようになり、無駄な開発が減り、効果的な機能追加が行えるはずです。
これから弊社内でデータの活用を進めようとする中で、折角ならBigQueryによるデータ分析をテーマにしたハッカソンを企画しようと考えました。利用企業数は2021年5月に5万4000社を突破し、100万件を超すプレスリリースが公開されている弊社内のデータをどう利用するか、ぜひ試行錯誤してみてください。
この内容でハッカソンとして成立するのか、どのようなデータが出てくるのか、私にも全く分かりません。今回のハッカソンは弊社にとって大きな挑戦になります。それは参加者の方にとっても同じだろうと考えています。しかしまずは試してみないと何が起こるか分かりません。何かおもしろいことが起こるのではないか、そう期待しています。
PR TIMESのデータと向き合い、本気で考える2日間に
今回のハッカソンでは弊社とNDAを締結することで弊社内のBigQueryの全テーブルを参加者のGoogleアカウントで参照できるようにします。BigQuery上で自由にクエリを投げてもらって大丈夫です。そこから何かデータを見つけて、サービス改善の提案をするなど、色々やってみて欲しいです。エンジニアならではの視点だったり、こちらが思いもしなかったような発想が出てくることを楽しみにしています。
優秀者には弊社の内定チケットを出す予定です。参加者の人たちにとって良いイベントを提供できればと思っています。
最後に
弊社はPR TIMESを始め、自社サービスをいくつも抱えている事業会社です。PR TIMESの開発本部では技術を使ってPR TIMESを本気で改善したいと思ってくれる仲間と一緒に働きたいと考えています。
PR TIMESの採用に興味がなくてもかまいません。PR TIMESのデータを使って分析してみたいという人が挑戦してくれることを期待しています。また興味があるなら学生でも問題ありません。挑戦したい人は受け入れます。よろしくお願いします。